トイストーリー3は人生で上位の映画だった

仕事柄、ビジネスホテルに泊まることが多いので、よくホテルのエレベーターの中に貼ってるVODの案内が気になってたんですが、あれはすごく便利だなぁーと思い始めました。

「500円で映画見放題」ということなんですが、これがまあまあのラインナップで、半年以内の映画とかが何個か見れたりします。

ただ、見たい映画にたどり着くまでが面倒でした。

で、トイストーリー3を観たんですが、これはすごく泣ける映画だなぁと思いました。

というのも、トイストーリーが上映されたのが、1995年でもう20年近く前で、自分は小学校3年生くらいでした。
当時は「あー、おもしろーい」と見てて、1999年のトイストーリー2も「あははー、面白ーい」と見たんですが、
2010年に製作されたトイストーリー3は、アンディが大学生になり、アンディが飼っている犬もまともに歩けない老犬になってました。

そこで気がつくのは、おもちゃだけが年を取ってない=自分たちが成長しすぎてるということ。
そこで初めて、小学校3年生から27歳になった自分に置き換えてしまい「あ、この映画は泣くやつだ。。」と覚悟するスイッチを最初の20分あたりで入れられます。

結果としてハッピーエンドな映画なので、観てよかったなぁと思ってるんですが、見終わったあとにこのスイッチは何かに似てるなぁと考えたら、クレヨンしんちゃんの大人帝国と似てるんじゃないかと思いました。
大人帝国で名場面のひろしの回想シーンを見た時に感じた、成長していくひろし(観客)と永遠に変わらないしんちゃんという描写がトイストーリー3にはアンディとウッディという構図であったと思います。という意味でも作品と観客が一緒に成長しているんだなぁと感慨深い気持ちになる映画だと思いました。

最後のシーンでドバドバ泣きました