市民ケーンなどなど
10日以上もブログを放置してしまった!さーせん!
何気仕事が忙しくてろくにテレビすら見てないのにDVDや24はしっかり見てたんですけど、
冷やかしでスパイダーマンを観に行きたかったんですが、土日仕事で行けず。
しこしことAmazonから来たDVDやHuluをみてたわけですが、その中でも際立って面白かったのが市民ケーンという映画なんですよね。
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この映画はすごく面白くて、
何が面白いかというと、ソーシャルネットワークとそっくりなんですよね。
実際にソーシャルネットワークを監督したデビットフィンチャー自身が市民ケーンの現代版として位置づけているんですね。
http://cia-film.blogspot.jp/2010/09/blog-post_26.html
ケーンという主人公は新聞王として地位を築き上げていくんですが、常に孤独なんですよ。で、冒頭のシーンでケーンがベッドの上で「薔薇のつぼみ」という言葉を残して世を去り、部下の記者達がこの「薔薇のつぼみ」という言葉の意味を探るために昔の同僚や親友、愛人、家人にインタビューをしていき過去にさかのぼるという時系列の構成で主人公のケーンの半生を追うストーリーなんですが、結局「薔薇のつぼみ(ROSE BUD)」という言葉は、幼い頃母と生き別れになる直前まで遊んでいた雪ソリに書いてあった言葉なんですよね。その辺りの起こしと結末が「人間の証明」の中でジョー山中扮するジョニーヘイワードが冒頭で「ストウハ・・」と言い残して死んでしまい、ストウハとはどんな意味なんかいと映画の最後で解明されていくと、昔母親と渓谷に言ったときに谷底に落としてしまった麦わら帽子のことだったという、母親との思い出を死に際に語るというディティールに角川っぽさが垣間見えたりしました。(勿論、市民ケーンは人間の証明の30年以上前の映画ですが、人間の証明自体角川春樹の半生を描いた映画であると以前のエントリーにも描きましたが、角川春樹自身もケーンの様に孤独な人間であったことに類似している点もあるのでその辺りも重なる部分が大きいと思います)
ソーシャルネットワークと似てるという件についてはここに丁寧に書いてありました!
http://d.hatena.ne.jp/katokitiz/20110119/1295403711 (←勝手にリンクしてすみません!)
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